サスティナブル・ハウス

課題のコンペがあるらしい。で湯島根津界隈の長屋群を見に行ってみようということになり朧な記憶を駆使して体ひとつ分の幅の路地をさまよって見た。半数とは言わないが空家が目立つ。明らかに高齢化少子化核家族。一人暮らしの高齢者に学生有志の共同アトリエ。後は湿気にやられて虫の食った窓枠やら入り口の引き戸は傾き歪み薄い板ガラスが零れ落ち割れ落ちていて無人だったりする。家と家の境はパッチワークのようなトタンが張り合わせてある。路地から路地へ鬼ごっこをする子供がいたとしても。遊んでよいよとは言いにくいなあれでは。郷愁からか散策している人間は以外とおおがったので驚く。彼らは細い路地に侵入しては崩れ落ちそうな建物のの前で写真を撮り覗きまわる。住んでおられる方はどのよう心持であろうがと余計な心配をしてしまう。トタンは夏には暑かろうなー 
ひとしきりの探索を終えて上野高校から芸大上野公園まで歩く。久しぶりに来て見れば青いテントが乱立。。なんだ?この多さは。。。
小さな家がまとまって沢山建っている一角を見上野公園の乱立する青いテントを見て考えたことは。青テント族を収容する一角があってもよいのじゃないかと思う。個人個人の責任の下生活をすれば一挙両得。下町界隈の古い商店街の不安感過疎感も少しは解消するのではないか。
独身者の住まいを提案する。