これも時計草です。

AVRIL2005-06-22

葉が三つに分かれて居るので三つ指と呼んでいる。始めは我が家のベランダに居たのだが、白いお気に入りより野生に近いのか勢いがいい。時計草は細いけれど強靭な触手のような蔓で進行する方向に頼るものを探して掴まる。二重三重にしっかり掴まり先を行く。時に枝違いの自身の首を絞めることだってする。なので私はこれを母の家のベランダに養子に出した。この色と花びらを180度開いてしまう形体からあまり好かれず、邪険に扱われているようなのだが、此処は日当たりがよい。領土を広げることが出来ないながら、うちにいたときより色も濃くつややかな花を咲かせている。