梨のジャム

隣家のおばさんが梨のジャムを煮ていた。秋に郷里から大量の梨が送られて来ておすそ分けもそのとき戴いたのだけれど、食べ切れなかった分をジャムに煮ているのだという。味見させて貰ったのだが、その味はあっさりとした上品な甘さと郷里を持つ人の豊かさがあって極上だった。