違和感

割り箸の原材が中国で値上がりしたのでまたもMy箸運動が唱えられているらしい。ずいぶん前から唱えられているこのエコ運動は何故根付かないのだろうか。
夏場の食べ物は割り箸なくては風情半減物が多い。冷たい麺類、ところてん、葛きりなんかも滑りやすくてつかみ易い割り箸が適っている。つるつるした物を口に運ぶ際つるつるした塗り箸ではつるつるが映えない。他国の人間には解り辛い此の国独特のニュアンスだと思う。その独自の文化を他国に頼りきっていることを問題にすべきで原材料の値上げでのエコ運動の蒸し返しはだらしない。
家では横浜に出た日の夕食を崎陽軒のシュウマイ弁当にすることがたまにあって、吸い物を用意するくらいでご馳走となる。私にとって其れは味もさることながら洗い物も出ない上等の食卓なのだ。無論家にいながらも割り箸を使ってもらう。食後は全て燃えるごみに出しゆっくり炒りたてのほうじ茶でも飲むことにしている。