一月の計

計画性に欠けるとはいっても著しくって程ではないので取り合えず一日には拘る。
*出土品
滋賀県国史跡・下之郷史跡(紀元前2世紀〜1世紀)という所でメロンが出土したんですと。其れを専門家は世界最古ではないかといっている。何故スイカではなくメロンなのかの説明なども書いてあったが興味を引いたのはこのメロンが丸ごと色ごと残ったからくりだ。
果実は初め水分を多く含んだ土壌に埋もれ空気が遮断され残った。果実は約10センチ。果皮は茶色く果肉は白色。花落ちありとあって今後は糖度も調べるのだそうだ。
下之郷遺跡は過去にも殆ど変色していない葉っぱが出土していて、微生物のいない環境に偶然置かれたので腐らずに残ったものらしい。偶然ということでもいいが何らかの意思が含まれる可能性に思いを馳せるのも面白い。
それにしても紀元前380年〜80年前のメロンが化石というほど非常識ではないが物質はどんな変化の過程なのかが良くわからない。つまり発掘され出土したことによって物は変化の道を或いは不変を絶たれたのだろうか。。高松塚のように