干飯

書きかけが。。昨日と今日の思考を繋げるのは難しい。間には眠りと夢が入るから。
雨風は夜のうちに通り過ぎて行きおもてははれて風で賑やか。

来週にはひな祭りがある。毎年あられでも拵えてみようかと思う。。
何時からなのかこの時期になると捕らわれる思いに霰を作ろうというのがあるのだが、手間隙のかかるものだから何かと愚図って先延ばしにして今に至る。今年もここに書くだけに感けて回避することになるのだろうか。。
昔はご飯一粒も無駄にはしなかったものだよ。一日の台所仕事の仕舞いに、釜やお櫃に付いたご飯粒をざるに受けて涼しく風通しの良い所に広げて乾かす。それをためておいて俸禄で煎り、甘辛醤油を絡めたものを糒といって子供のおやつなんかに母親は良く作ったもんだ。シロップを食紅や葉緑素の緑、梔子で黄色なんかに染めるとひな祭の霰さね。食える色、祝う色。問題なんかなかったね。
そもそもが始末の教えみたいな祖母の話なので、付け焼刃的な気まぐれで拵えるとかえって罰が当たるような気がして、課題を未来に委ね、今年も使わなかったレシピカードを記憶のファイルへと戻す。