公園で

ちしゃの木を確認してしばらく公園を散策していると、水溜りの縁に名残惜しそうに居残る二人組みの男の子がいた。人の年齢を言うのは苦手なのだが歩き始めてから3・4年くらいで小学生というには小さすぎるというといくつぐらいなのだろう。
この人工の水溜りには毎年おたまじゃくしが発生する。なのでおたまじゃくしを取っているのだろうと見るとプラスティックの入れ物を二つ合わせて何かを捕まえている。何だと聞くとザリガニ。おたまじゃくしの安否を尋ねると「足が生えていますよ」と敬語で帰ってくる。そうですか。日もかなり傾いていたのでそう多くは話せなかったがなんか面白かった。