正月二日

晦日に慰みに拵えてみた伊達巻が上手くいき気をよくして第三弾を拵えた。正月料理で何が好きだったかというと伊達巻が思い浮かぶ。この一品は家で作らず蒲鉾等と一緒に練り物屋で購入していた。手間のかかる正月料理の中にあっても筆頭格だからなのだなと作ってみて思った。父や祖父たちは別に小田原のわさび漬けなどを用意して数の子や蒲鉾を魚に日本酒を楽しんでいて、今の私ならそれで十分正月を乗り切れただろうが子供にとっては甘すぎる金団や伊達巻がご馳走であった。一棹一人で食べたいなと思っていたあの頃の夢をかなえるべく連荘で拵えてみたのだ。こうなるともはやご馳走ではない。。暇だ。。。明日も作るか。