星に願いを

今年もマーケットの入り口に笹が用意されて既に沢山の短冊がぶら下がっていた。一寸見ただけでも「勉強が好きになりますように」とか「逆上がりが出来るようになりますように」とか身近な願いがほほえましい。もともと書道や裁縫の上達を祈るちょっとした楽しみの祭りだったからなのだろう。
織女星の光のほうが明るく見えるが牽牛星の方が遥かに地球に近い所にあるという。もともとが乞巧奠(きこうでん)という中国伝来の手芸上達を願い星を祭る習慣から来ているので桃の節句のように女子の祭りであったのだろうからそれでよいのかもしれない。優雅なかな文字がゆれていたほうが好ましいし。