松風

AVRIL2009-12-26


朝から伊達巻のレシピを探して一度予行練習に焼こうかな思いながら、イヴに張り切った疲れが抜けずその気になれなかった。
新しい正月料理でもと思って頭に浮かんだのが「鶏松風」という料理で、器に盛られた料理の美しさと辻嘉一という料理人が好きだったので買ったこの本を探して一日費やしてしまった。かなり古く黄ばんでおり、よく眺めたりしたものだからページが外れたりしている。アマゾンからイメージを借りようと探したが古すぎて無い様だ。
鶏松風というのは、鶏を擂り鉢で当り、卵やら味噌・浮粉などをを混ぜて薄く延ばし芥子や胡麻で飾って焼いた料理で、褄型(扇型)に切り供せられることが多い。表だけ化粧して裏が寂しい料理を松風というのだそうで、うら淋しい浜辺に通うは松風の音ばかりなり、に由来すると。どこがめでたい。まだ休養が必要。。