白味噌

おみおつけのみを里芋と菜の花にすることにした。と白味噌が使いたくなり味噌だけ求めに外へ出た。生まれも育ちも関東で白味噌を使う習慣はなかったが、たまに無性に食べたくなる。そのままでも菓子の餡になるようなもったりとした甘い味噌は日常使いの倍量は必要だけれど、味噌汁一椀春ならではのご馳走になった。そろそろ旧正月、関西生まれの母の言うには雑煮には焼かない丸餅、中には鶴の肉が入っていたそうな。