苳・款冬・菜蕗とも書く。ふきのとうの季節は去ってもはや早春ではないということか。蕗を見つけて出汁を効かせた薄味で揚げと供に炊く。色と香りと歯触りを存分堪能した。
茎だと思って美味しくいただいたのは葉柄(ようへい)というもので葉の一部だそうだ。雌雄のある植物で蕗の薹が雌株。