眠っている時に見る夢について

赤子の寝顔に浮かぶ笑みは不可思議なものだけれどなんとも人を暖かな気持ちにさせる。
昨今見る夢はすぐに忘れるのに幼児の頃、繰り返し見た夢は覚えていて、そのうちの一編を暮れから新年に変わるあたりに見て懐かしいというかなんというのか。。
この種の夢は次に追われるような感覚になってゆき、切羽詰った方向に追いやられて怖いか悲しさのあまりに目が覚めるようにできているので、反射的に楽しさの中にいるうちに目を覚ましたようだった。だからだろうと思うが、久しぶりにしばらく夢へ帰る扉を探して現をさまよう感覚を味わう。寝ぼけたのだった。
反射的に目を覚ました自分に驚いているとともに、その無意識が経験値だとするとまんざら無駄な時は過ごしていなかったと褒めてやってもよいのかな。とかいまだ検証したりしている。
そんな年明け。天使の笑みの源流を旅した!といいほうに解釈しておこう。