みちゃった

お正月早々凄い死闘を見てしまった。アジアンカップ予選ヨルダン戦である。ザッケローニジャパンの初陣といってもよいのだろう。何気なく観戦しだしたのだが、気が付けば小国同士の疑似戦争といわれるイタリアのサッカーが世界規模になっていた、みたいな。。とりあえず同点の結果にほっとしている。
NHKの中継で見たのだが、試合が始まってしばらく経って解説の人が「この戦いは何年も前に解っていたはずなのだ」と言い出した。ヨルダンの気迫を前に、咄嗟にサッカー協会の態度を批判したのではないかと思った。アジアンカップを前にどれだけの準備期間を設けたのかとか。。
ヨルダンのワールドカップは予選退敗。我が国に格下の相手と戦うのだという奢りがなかったといえるだろうか。またアジア限定の戦いをなめた気持ちがなかったといえるだろうか。不安になった。
試合前半の終わりに一点を取られ、後半戦ロスタイムにおいて辛くも一点を返し同点とした。何時もなら不満に思う同点も、よくぞ同点と喝采してしまった。奇跡である。
時の流れと変化を目が覚めるような思いで見たような気がした試合だった。