身に覚えなし

腕の内側に結構深い擦り傷を負った。その少し前にも脹脛に結構大きな擦り傷を負ってやっと傷が固まったばかりである。これも傷を被った原因と時が定かではなかったが、夏に備えてのベランダの大掃除を決行したのでそのどさくさにおいてだろうと納得していた。しかし今回はどう考えても思い当たる事象がなく、また常に視界に入る個所である為に、半袖はおろか先日買ったばかりの七分袖も傷をこする形になるので着れないから気になって仕方ないのである。
流石みっともないと思って特大のバンドエイトでふたをした。するとカブレた。腕といえども腹側で皮膚が弱いからなのだろう。膏薬負けのようになり腫れあがり、水ぶくれまでできて益々みっともなさを助長することになってしまった。下手に治療しようとしたのがあだになったわけである。
ほったらかしにすることに決めてからというものは目さましく快方に向かっているからよいのだが、身に覚えのない傷の痛さに不快は募る。考えたかないが  え?祟り神?  ボケの所為にするよりはそのほうがいいか。。。いや、どちらも甲乙つけがたき恐怖だ