夏の飲み物

しばらく前にデパ地下の紅茶専門店で試飲販売をやっていて、それは贈答用のギフトセットとして店頭に積んであった。時期的に水出しにして氷でも浮かべた涼しげな飲み物としての提案で。。
浸水する時間とか茶葉の量なんか聞いただけで、買いもせず、ほくほくと帰ってきて茶箪笥の奥からいずれ紅茶染めかなんかやってみようと押し込んだ茶葉色々を引っ張り出した。紅茶というのは多少古くなったって一度醗酵を経ているので湿気てさえいなければ結構もつものなのである。
ベルガモットの香りがきつすぎて、或いは果物の香りが嘘だろ、花の香りは余計なお世話、みたいな理由でお蔵入りしていたものが今年は冷茶で楽しく消化できそうである。
若い時はこおいったことは平気でなんとも思わなかったけど。歳いると何処か肩身が狭いような申し訳ないような後ろめたさを感じるのはどうしてだろう。ちょっとだけだけどね。