腐葉土

枯葉が腐ってできた土のことを言うとあるのだが、まだ土にはなっていない、落葉などが朽ちて雨にもまれ風にもまれして崩壊するすんでの状態になったもののことを言うのだと思っている。買ってきた腐葉土を痩せ始めた土に漉き込むと初めはふんわりと土壌自体も増えたようになるのだけれど直ぐに沈み、土壌に同化する。山のような枯葉も一握の土くれにもならぬようだ。
園芸店で売っている土は軽石を砕いたものに腐葉土油粕などを混ぜ込んであるのだろうと思うが、土って感じがしない。まあ植木鉢で花を愛でたりする都会のベランダでは始末にいいから、それはそれでよいのだけれど、一二シーズン植物をはぐくんでいるといかにも痩せたようになって、油粕とか腐葉土追肥しても持続性がなく、すぐに肥料が必要な様になる。これは売っている培養土に土の成分が不足している所為なのではないか。礫などにによって空気は含むが養分をとどめ置く力に欠ける所為なのではないのか
土壌を入れ替え、ふるきを捨てる気にはなれないので、夏場はせっせと人参の蔕とか野菜の屑をを微塵に切って枯葉の溜りに足しているのであるが土壌を作ることはたやすくはない。
冬は寒さにさらして害虫の卵や幼虫を追い払うものだというので、土をかき回していると、黄金虫の幼虫何匹かとでかいミミズがでできた。これはよいと思ってせっせとセロリの葉とか人参のへたの微塵をまいていると、どうも食傷してしまったっポイ。。一週間前にやったキャベツの葉がみずみずしく、未だパリッと残っている。時期的に無理もあったのだろうが、ミミズは惜しいことをした