恒例のイブの食事が終わって気抜けしているところである。
オニオングラタンスープの玉ねぎが大きくてみずみずしかったた所為か炒め時間一時間と二十分余りかかり、コックオーバンは今年ポイントの引き換えで手に入れたストーヴのオーバル鍋のおかげで上出来。
クリスマスの食卓には何故鳥料理なのか。毎年の疑問が今年も沸いた。
【「ニワトリが鳴く前にあなたは私のことを三度知らないというだろう」イエスは最後の晩餐の後、弟子のひとりにそう予言した。人の忠誠なんてそんなものですよ。それでも私はあなたを見捨てませんよ。ってことだと聖書の先生は言った】この弟子が現在も神の代理人としてキリスト教会を束ねる法王の祖パウロ。私は聖書のこの箇所が大嫌いなので毎年鳥を料理するといってもいいくらいなのだ。
それにしてもなぜに鶏。湖畔の説教の折の五つのパンと二匹の魚で五千人以上の群衆を満腹にさせた奇跡にのっとり魚の料理であってもよさそうなのに。。あと七面鳥なんて聖書には出てこない。
なんだっていいじゃん。すべておなかに収まって、来年のこの時期になるまでどうでもいいことになったのだから

神は何故命にいたる門を狭く、滅びに至る門を罠のように大きく設えたのか。天国はそれほどに狭いのか。何故振い落される人間を増やしつづけるのだろう。。。