幸せを祈ってる

毎年この時期、病のように襲ってくる眠気について思うとき、幼かった甥が、眠気がさすと本当に悲しそうに泣き出す子供であったことを思い出す。自分が眠ってしまった後、何か面白いことが起きるのではないかとでも思うのか、あるいは眠気に負けてしまう悔しさ、遊び残した今日への未練からなのか。いつも泣きながら眠るので、常に腫れぼったい瞼をしていたのが可愛らしかったよ。あんなに悲しそうに今日という日を惜しむくせに、寝顔に浮かぶ天使のような微笑の訳の世界を持っていた時代を君は覚えているだろうか。彼もこの春から社会人。はやいな。
お祝い思いつかんのよ。。。