五月病

人ごみ苦手というのをいいことに未だ見てないビデオなどけだるく見ている。
以前に箱根で見た印象派展でのセザンヌに興味をひかれたことはあったがとんと忘れていた。また展覧会でもあるのだろうか
いつまでたっても同じ検証をやるのだな。。不思議。静物画のモチーフを実際に並べてみて、オカシイ、、と言っている。絵の中の机の上ではリンゴは静止していることはできないし壺は落下してしまうと
初めて油絵の道具を買ってもらって、絵を描きだした頃のことを思い出した。初心者はセザンヌを知らなくてもあのような絵をかくものだということを。そして芸術家は無垢なる初心の目を愛する者だと言うことを。何故にそれを検証するのだろうか。
触発されてピカソキュビズムの絵を描いたと発展の歴史を導き出すかのように、また言ってる。
ピカソは無茶苦茶上手い絵をかいていた。青の時代の前。彼は写実の天才だったのだ。きっとそれを破壊するための方法をセザンヌから学ぼうとしたのではないだろうか。わたしはその知性を好きではないのでそれ以上追うつもりはないけれど、上手すぎ、頭のよすぎる悩みが深いことはわかる。技術を超え理論を超えたあらかじめ備わった感性に対する憧れ。
不器用で馬鹿の悩みと同じとは言わんけどね
どこか出かけるところでもさがしたほうがよさげだ。ほんとに病んでしまいそう。しまいそう?