白い夾竹桃の花を見た

百日紅の丸い蕾がちらりとレースの様な桃色を覗かせ、紫陽花は咲き切った花が重そうで、先だっての台風の影響でもあろうかずいぶん傷みが目立つ。そんな中で白い夾竹桃が堂々と頼もしく咲き誇っていた。この植物はインドが原産で江戸時代に渡来したといわれている。公害に強く高速道路脇とか工場地帯に多く植えられるようになったと聞いた。江戸時代、既に公害は予見されていたのだろうか。それはあるまいが、エキゾチックナたたずまいは涼しげだった。