秋へ

時間は粛々と流れているから、秋へ秋へと草木もなびくみたいに、季節が移ってゆくのは当たり前のことなのだが、急に秋めいて感じるのはどうしてなんだろう。
多分夏のダメージがそうさせるのだと思う。気力を取り戻すのにひたすらになっていて下ばかりを向いて九月を過ごす。少し取り戻してきたなと感じて顔を上げてみれば、十月まであと一週間足らずでびっくりする。知らない間に時が過ぎて行ったみたいに錯覚するんだよね。。きっと。知る限り毎年同じパターンだ。異常気象であろうがなかろうが