いがらっぽい

えぐくて辛い。えがらいともいう。  えぐいとは。。。
咽喉を刺すようなあくの強い食べ物の味を蘞いという。口中ではなく飲み下す時に咽喉もとで感じる違和感みたいな、味わいの外にあるもの。厳密にはこれは味か?中途半端な、、、ハテ、、不快か? 考えている間に胃の腑に収まってしまう宙づりの感覚
当てられたという字はやぶからしとかびんぼうかずらという他の木に巻き付いて枝葉を絞る嫌われ者の植物をいう。山歩きなどしていると食い込んだ形のままに成長を続ける樹皮を見かけたりする。あの絡み付いた強情そうな蔓植物だろうと思う。固い樹木の柔らかさが垣間見られるようで、見つけるとなんか嬉しくなる光景だ。
食味で使われるエグイという形容を人の性格を表現するのにもつかう。結構味わい深い言葉だと思った。
西欧ではこの表現なくて、かゆいscratchyが当てられている。
と 春の季語であってもいいかと。かゆいんだし