まぐれ

紛れ。まぎれとも読み、花に紛れるとかどさくさに紛れるとか、あるいは悔し紛れとか腹立ちまぎれにとか。まぎれとまぐれは一緒。多分苦を分散して少しづつの痛みにして解らなくするってことで、解らなくするために気を紛らすのだ。
隕石も通り過ぎて宇宙の闇へと紛れて行った。今日は、まぐれに人工衛星とかに当たらずに良かったんじゃなくって今あるのはまぐれなのだなとつくづくおもっていたのだった。


きまぐれに ほしにまぎれて いまあると おもへばくもなく はらもたたぬを