青嵐の季節へ

AVRIL2014-04-21

芽吹きの粗方出そろったベランダ庭園では、植物たちのざわめきにも加速がかかり、種ごとの声が聞き分けられるレベルを超えようとしている。一丸となって緑の海へと傾れ込んでゆく寸前にあるのである。
これは何の芽吹きだろう。この芽はどんな形へ変化するのだろう。などなど、無責任に収集してきた野の草や野菜や果物から採れた種、名の知れぬ実生の樹木の幼苗などが数種根を下ろしている中、流石雑草はたくましく、他と共存させる為にはまめに引き抜くなどの調整が欠かせない。

手を合わせ 田平子の花 間引きたり

蛇イチゴが花を持った