束の間の緑の季節いろいろ

AVRIL2015-09-04

葉と同化したような緑の紫陽花。葉陰でたわわに実った銀杏の実が枝をたわめて、こぼれ落ちた若い実は蛍光色の黄緑のようで、はっとするほど新鮮に苔の上で発光している。捩子花の新芽がすっかり枯れ落ちた茎の根元からよじれながら芽吹き、あと少しするといくつに株を分けたか確かめられるようになる。収穫の季節が始まった。
常盤忍の鉢では古い葉が黄色から鮮やかな赤銅色に染まって、フカフカな根元から新芽が吹き錦の景色を生み出している。今年四本から七本に増えた。
百合の種も泥鰌隠元みたいに日々太り、なんか旨そう。蕾は春先に野菜として中華街の八百屋で見たことがあるし、冬になれば真っ白い根っこが店頭に並ぶ。甘くきんとんにするとうまい。食べられるんじゃあないかな。。