細辛(さいしん)補足

AVRIL2016-03-09

菫細辛というのと細辛は違う植物のようだ。よくわからないが。。。
少し調べたところでは細辛だけだと生薬になる植物および生薬そのものの名となるようだ。
解熱鎮痛作用があり、原料となるウスバサイシンの地上部に含まれるアリストロキア酸は腎障害発生の注意喚起がされているそうだ。毒?


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ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)
Asiasarum sieboldii
本州、九州の山間部の樹陰に自生する多年生草本。花期は3〜5月。無花弁で暗紫色のつぼ状花を付ける。薬用部位は根で細辛(サイシン)と呼び、小青竜湯や麻黄附子細辛湯などの漢方薬に配合される。成分はメチルオイゲノールなどの精油成分。地上部には腎毒性を有するアリストロキア酸が含まれるため、生薬の細辛には地上部が混入していないことを確認する。また、個体数が減少しているギフチョウの幼虫の食草でもある。