春昼

春というのは冬の日のあこがれ、冬の夢。
背に陽光の温かさを感じながら草摘みなどして・・・
しかしながら春昼のまどろみが見せる夢は悪夢の可能性が高い。

絵にしろ文章にしろ好きな作家というのは、春の本質を知った人だとつくづく思う。
暑さを乗り切ったときの安堵のほうが寒さを脱した気のゆるみより好きだという種の

このところの寒の戻りは厳しいね。寒いというのとも違い冷えってやつだ。
何かがいっぱい詰まっているみたいで大気が固い。吸い込むと骨の髄から冷えてゆくよう。
きをつけないとこころがかぜをひく!   おだいじに