訃報

人間って勝手なもので、普段死について語る時、そんなのあたりまえのことだ とか いつかは死ぬのだから とか 言ってるくせに 親しいもの 近しいものの訃報を聞くと あらかじめ覚悟をし、備えのできた者の心境で事態を受け入れることはできないものだ。ましてや同級生
本日受け取った訃報は同級生のもので、しかも集められた同い年の集団のうちに於いて、頭脳体躯共にもっともすぐれた人のものだった。誕生日までもが最も早く、集められた同い年の中で一番先に年をとる。何もトップを切って死ぬこたあなかろうに。。。
予てから同級生というのは兄弟にも似た運命の集団だと思っている私にとって、応えるニュースを受け取った午前中
ありきたりのあいさつを送る気にもなれず、うだうだと呆然とし続けている