金沢文庫

AVRIL2018-05-10

連休中に大倉山で拾った情報を起爆として金沢文庫へ出向いてみた。
兼ねてから隣接する称名寺の浄土式庭園を見てみたかったというのもある。とはいうものの発掘調査を経て復元されたのが1990年ごろのことであるから三十年近くたっちゃってる!!気の長いにもほどがある話で、写真で見たばかりであった阿字ヶ池にかかる橋の欄干も鮮やかな朱色がいい具合に褪せて景色に溶け込んでいて黄色一色の菖蒲(であろうか)が咲き乱れ、まさに極楽浄土の体であった。

ここに至るまでの混雑とは裏腹に人はまばら。本堂裏の三山を踏破したがすれちがうものもほぼなく、何とも優雅な散策ができたのだった。
不思議なものも目にした。焔摩曼荼羅の閻魔様は優し気な美しいお姿をしていた。これが本地だそうだ。称名寺真言律宗原始仏教の寺。なんかありそう。興味はわくね