今年の捩花は茎から捩れにねじれ、たいそう苦しげに見える。色も濃く、まるで紅潮した頬(ほほ)のようで、その所為か純な恋に苦しむ乙女のようで愛おしい風情がある。
もじずりがなつのまくあけかほあげるねぢばなのかほあがりたりなつほんばん
歯を痛めて治療して、治療したところに不備があり、本日もまた出る。用が終わると降ってわいたような非日常の自由時間を与えられたように思い、ピンボールの球がはじかれたように歩き出すのである。特に歯医者からの解放は危ない。結果足の小指に豆を作り、…
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