2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

睦月晦日に上弦を迎え

梅のつぼみが膨らんでいて今にもほころびそうになっている。 例年だと香りが先んずるのだけれど、ほころびの頃を視覚で気づくとは損をしたような気がして気分が悪い。 梅の香を 聞いて慌てて 花探す まだかいまだだよとよびかわす 季節と競う鬼ごっこ の始ま…

山礬(さんばん)の花が咲くそうな

風が荒れ狂った音で外は賑やかしい。この風をなんというか、立春前だからまだ春一番とはよばないのだろう。年を越したので木枯らしとは言わないのだろうけど、新春後なのだから、風は厳しく冷たいけど、曲げて春っぽい名があるといいのに。 沈丁花・蘭・はん…

霜柱

プランターにもまだ少し雪が残り、その下の土を霜柱が雑草ごと持ち上げている今日この頃。霜柱を崩してみる。と遠い昔が蘇る。 道路をそれた植え込みに苔を持ち上げて霜柱が立つ冬の朝。勇んで踏込むと、さくっと気持ちのいい音がして、そっとゆっくり大股で…

灯下

この空模様では雨にならなくったって差し込む光は冷たいから、早めに戸締りをする。といっても厚手のカーテンを引くだけなのだが、一日に幕を引き、灯火をともすと途端に暖かさが部屋に満ちるって感じが好きだ。時間の操作に手を下すって感じが冬籠り 灯下に…

水っぽい季節

とても寒いね。寒いとしゃんとするかというと逆に眠くてだるい。なんで眠いかというともう芽吹きの季節に突入しているからだとおもう。ねこのこひもはじまったみたいだし、花屋の店先には球根ものがそろいだしている。クロッカスにヒヤシンス、スイセンにチ…

初散歩

注連縄も まだ青青と 睦月なり しめなわもまだあおあおとむつきなり 初散歩 振り出しひとほは 歯医者から。。。。。なんでやねん

十六夜

躊躇ひて 一歩踏み出す 月夜かな ためらいて ひとほふみだす つきよかな

坂の多い街

今あるところと希望の地を繋ぐのが道であろう。それに傾斜がついていれば坂道である。丘の上に目的の場所があれば道を登ってゆかねばならないし、沢とか海辺のようなところへは下ってゆかねばならない。下り坂、上り坂というのは人の望みが作るものというこ…

何やってんだ!

伊達巻五本目!今年完成の域に達したといっても過言でないかも。要は火加減。おっかなびっくりの火加減は水分を飛ばしてしまうので、可能な限りの弱火の強火。 それと 手持ちの道具になれたというのもあるだろうな。五百円だかで気まぐれで買った卵焼き器は…

年改まりまして

よき年を願います。 年末からの時の歪による重圧が今年はとみに酷いような気がして、早く通常に戻ればよいと長い一日を耐え忍んだのだった。 それでもお屠蘇だけは頂きたいと初詣には出かけ、祝箸を受け取り、今朝のお雑煮は祝った。