2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さいたぁゝゝゝ

おつかれさんでとろろ汁

何年か前の夏にもとろろ汁のことを書いていると思うが、その時は長芋で拵えていた。胃が弱いせいもあったので大和芋で拵えるのが躊躇われたというのが主な理由でもあった。長芋で造るとろろ汁を徐々に量を増やし、ほぼ大丈夫となると、一昨年あたりから、さ…

冷しゃぶ

なんか変な言葉だな、と思う。が今日はこれ。 冷しゃぶとはいうものの冷蔵庫でキンキンに冷やしてはいけない。獣の脂身というのは冷えすぎると悪質な物質に変化するからだ。牛の脂身の冷えたのなんか喰える代物ではないことを思うと、怨念の塊と化すとまでは…

焼茄子

今季、既にもう二度ほどこさえているのだが昨日の茄子は新鮮すぎて爆発した。焼茄子の醍醐味はここにある。火力を最大にして滅多にはないのだけれどこの爆発を恐れず(ながら)果敢に火に向かう。うちでは焼き網では生ぬるいので炭起こし用の五徳を愛用して…

千日目

疲れちゃった。。。。。いやな疲れが残った日。

つゆやすみ

つゆのはれまはむしまする むしむしむしむしむしまする たとえおひさまみえてても むしむしむしむしむしまする かびはえそ

すべてに遅い

捩花の咲き誇る様子をよそで目にして、家の捩花がまだ花帆も上げていないのに不安を感じる。地から湧き出すように威勢がよい葉は驚くほど立派なのに。よくよく注意してみると中心から丸っこい花帆の先端のようなものは出始めているのだが、それがある高さま…

夜叉塚

夜叉塚脇の額紫陽花も台風にやられたみたいで、何時もなら塚を隠す勢いの葉と花は地になぎ倒されていた。春には寄り添うようにあった桜の木が嵐で裂け、その傷も未だ生々しくあるというのに。無防備で心許なげな塚の居住まいに、じわじわとした怒りの形相が…

白い夾竹桃の花を見た

百日紅の丸い蕾がちらりとレースの様な桃色を覗かせ、紫陽花は咲き切った花が重そうで、先だっての台風の影響でもあろうかずいぶん傷みが目立つ。そんな中で白い夾竹桃が堂々と頼もしく咲き誇っていた。この植物はインドが原産で江戸時代に渡来したといわれ…

夏至

一年中で太陽がもっとも北により、昼の時間が最も長い日。最も北によるというのがいまいちよく呑み込めないのだけれど、北極に近い国は白夜でほとんど夜のない一日だったりするのだろうか。そう考えてみるとたいそう神秘的な日なのだと思うが、この国におい…

置き土産

カタカタといつまでも騒がしい風音が台風が通り過ぎて随分とたつのに吹き続けている。親から逸れてどうしていいか判らなくなった子供の様に。西から東へ、あるいは南から北へと、その方向性はランダム。常ならぬ風に占拠されたような一日だった。悲しくも聞…

台風接近

巨大な低気圧であるから気圧に連動してる私の調子は最悪。昨日の昼あたりから今日の昼くらいまでは蒸し暑くて接近ムード満点だったけれど、さっき雨が落ちてきて本降りになったくらいから少し涼しくなったような。。一寸それてきたんじゃないかな わが身に関…

長寿

栄花物語の赤染衛門は八十過ぎまで、小野小町が卒塔婆小町に描かれるほど、和泉式部も六十ぐらいまでは消息が負えるようだし、建礼門院右京大夫も中村氏の年表によれば七十八ぐらいまでは生存していたらしい。みなさん猫又よろしく人外圏へと移行して魔界転…

趣味との距離

歌を生むために恋があるような世の中に、偶に接するのは楽しいが、今一歩踏み込むと趣味じゃない世界に行ってしまうので疲れる。源氏物語に落窪とか問わず語りとか、、、これ昼メロとかハーレクイーンと変わらんじゃないか、いつも苦手意識が大きくなって挫…

不安だ。。。

なんだかずぼっと空っぽだった一日。

低気圧

昨日を継承して本を読もうと思っていたのに、朝から頭痛と耳鳴りが酷い。散漫に拍車もかかりつらい。晴れているのに低気圧のにおいがする。まさか来週に影響を懸念される台風の所為ではないよね。。そうこう言っているうちに頭上に雲が集まってきたみたい。…

積んどく山の裾野から

中村真一郎という著者名のみで古本屋の百円連峰から手に入れた本。筑摩書房・日本詩人選13『建礼門院右京大夫』今日はこれがヒット中村真一郎は眞一郎の名義のほうで、モーリス・ルブラン『強盗紳士』を小学校の学級図書で読んだのを皮切りに、ジェラアド…

梅の実

今頃店頭に並ぶ梅は黄色く色づいて一寸赤いところがあって綺麗だな。きっと梅干用で袋に詰められているから嗅ぐことができないけど甘いいい香りがするのだろう。 庭に白梅と紅梅があって、白梅は姿を愛でる用で余り良い実は付けなかった。ピンクの花を桜のよ…

おしりかじり虫

お風呂場の窓に虫よけ当番付けた。お風呂をつかった後、昼間使わぬ間、なるべく風を通して風呂場を乾燥させたい。夜、電気を消して、ぬるい湯につかりながらぼけっと夜風にあたるのもいいものだろう。。が、現実問題、これからの季節、蚊は入ってくるは蛾が…

相聞歌

くちかけのさらいとしみてゆびをきる 口欠けの皿愛しみて指を切る 渋まとい 朽ちかけてなお こき使う ものにも我慢の 限度があるわ! by皿

梅雨入り

イコール胃痛の季節。ほんとは一寸絶食したほうがよいのだろうけれど、ちゃんと食す。自分で作ったからには味見、毒見は必要だ、という理由で。 梅酢は殺菌にもなるからいい。飛魚の刺身を梅酢で食べてみた。合う。でもちょっと醤油を混ぜるとよい。山葵でも…

雨の日は

雪の日が静かなわけは氷の壁ができるからだと、誰かから聞いて、それを理解するために幼いながら考えた納得するためのビジョンというのがあって。。 降る雪を自分の側に設定した任意の線上に集めたとしたら、広大な氷のカーテンのようになる。雪の量と、降る…

新生姜

ここ数年、夏のごはんは新生姜飯にすることが多い。今頃は高知産で、もっと行くと和歌山産が出回り、安価に手に入るようになったので、というのもあるが。去年なんかついに薑(はじかみ)を食うのを忘れた夏になった。 ご飯を炊く少し前に新生姜を少し太い目…

小さなガラス片

少し前の竜巻の被害があった地区で、今年の田植えを見送る理由として田の土に混じったガラス片のことを言っていた。 東北の震災の折もそうだったが、ここ数年の巨大化する台風や竜巻の被害。そのたびに木端微塵に粉砕されてばらまかれたガラス片が田の泥や畑…

案の定塞ぎ虫の餌食になった

憎しみが起因で蟻の巣ころりを昨日の晩のうちに仕掛けて、さっき思い切って外の様子を見に行ってみれば、蟻んこの影さえ見えなかった。やっぱりどーんといやな気分が押し寄せて気がふさぐこと、覚悟していた以上のものがある。梔子がほころびかけているのを…

やはり撲滅せねば

大分大きくなったディルにしばらく居なかった蟻が大きなアブラムシを置いて行ったようで頻繁に見回りに出没するようになった。 何年か前に蟻がアブラムシを使って牧場経営をすることを知ってから憎しみを覚えるようになった。アブラムシから蜜をピンハネして…

うちのカレーはルー使わんのよ

新玉ねぎが出回っている間だけ作る。新玉ねぎと豚肉、おろし大蒜と生姜、カレー粉に塩コショウ、ウスターソースを隠し味に一寸。これだけ。二三年前に石原洋子先生のレシピで拵えたものが気に入って作るようになった。カレーは嫌いではないのだけれど進んで…

観戦

ゲームの始まる時間に合わせて夕食の準備を整え。。。食事しながら見るもんでないとは思うものの自国開催であればこの時間帯になるのだろう。 小さいころ、晩酌をしながら野球を見る父の習慣が嫌で、野球嫌いになったようなものなのに。。

レモンゼリー

毎年同じことを言っているように思うのだけど、ゼラチンへの違和感を抱えながらも夏っぽい透明なレモンのゼリーを拵えたてみた。 レモンは表皮と中の酸い実を二三十分かけてこまめに灰汁をひきながら煎じて晒で濾し、ふやかしておいた板ゼラチンと砂糖を加え…

みなつき

水を田に注ぎいれる季節の意味だそうだが、陰暦の六月といえばひと月は先のことになるので、それの説は変で、万葉集『水無月の地(つち)さえ割けて照る日にも』から日照りの季節という意味があるととったほうが無理はないのだろう。字面は涼しそうなのだが…