2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

弥生も晦日

午後になると雨がぴたりとやむ。雨水を湛えて重そうに枝垂れる花がまだだと木にしがみつく様も風情があるが楽しみも散る姿を残してもう仕舞いだ。明日より月が変わり何か新しいことをしたくなる。手始めにでかい嘘でも考えようか明日用に。

毎日お花見

昨日は薄日が差すものの空が重く黄砂なのか黄色っぽい空。光は其のフィルターを越して届くので桜の色も変わって見えた。赤に黄色を加えると橙色になる原理で桜の赤みがオレンジかかる。 夕食後に近くのスーパーまで今日でなくともいい用を果たしに出かけてみ…

花冷え

親戚の法事があり黒服を着て満開の桜の下を行く。花の色はいささか薄いようにも思うが真っ黒な幹の洞からも花がこぼれる様に咲いていて今年の桜の勢いを感じる。高齢で枯れるように亡くなった今日の主役の伯母を思いながらの花見となった。桜はこんなシチュ…

龍須鶏脯・ロヌシェイディプウ

鶏料理 部位別の基本と和洋中のレシピ [ 猪股善人 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > ライフスタイル > 料理 > 和食・おかずショップ: 楽天ブックス価格: 3,456円龍の髭のようなので其の名がついたという料理を拵えてみる。茹でて裂き、乾煎りをして風干しし…

スケッチ

入り口左に馬頭観音。沈丁花の植え込みが芳香を放つ。アパートや人家が迫ってはいるが長い参道が確保されていて、四季折々に飽きさせない様樹木が配されている。これからだと連翹なんかもあったように思う。秋には銀杏を拾い、途中に宿り木を茂らせたちしゃ…

レタスの木?

ほこりっぽくてうっとおしい春の空気に苛立ってむくれていると風と雨があやしてくれる そうやってころころとじゃれるようにはるは みんなを巻き込んで満開の桜の木下へといざなうが 今年私は萵苣(ちしゃ)の木の満開を見てみたいと思う 星のような花が降る…

春雷

雨音で目覚める。夜半に雷の音を聞いたような。夢かもしれないと思っていたらほんとだったようだ。 半睡の夢のうちにか現にか春の扉の開く音を聞く也

無駄

名人の手元をイメージすると運びがいい。というより慣れてくると手つきがイメージに近くなる。適度に力を抜くこと。抜きすぎると外れるし、抜こうと思って意識すると妙なところに力が偏り攣りそうになる。手馴れた頃には何を創ろうなど考えなくなっているか…

編み物

ずっと編み物をしている。器用ではない。むしろ不器用だ。甘い。超不器用だ。。そのくせ偶に嵌る。 いじってもいいかなという素材を見つけたのが発端だ。 何では決まったが何をがなかなか決まらない。こんなときは取り合えずの何かに手をつける。 手がこわば…

雛の節句

五目の寿司飯に穴子錦糸卵を準備して青みを何かと思い買い物に出る。甘酢生姜に三つ葉を買う。売り場は今夜の夕食は皆散らし見たいに桜でんぶとか錦糸卵なんかで既に散し寿司と化していて、ケーキ屋も出ていたが売れ行きは思わしくなさそうだ。家のデコレー…

蒸し寿司

どうも風邪を引いたようだ。春だとはしゃいだとたん隙ありとやられた。もあっとうっとうしいのが風邪菌の所為なのか陽気の所為なのか判断に迷ううち初期手当を逃してしまったのだ。 取り合えず早く治して明日は蒸し寿司でもと画策している。店先で湯気を上げ…

えごい・刳味

風が無ければ物足りないようになっいて、少し出てきた風に耳を欹てると楽しくなるな。 今日のおかずは鶏牛蒡で此のところ凝っている。分量の調味料を合わせておいて材料とともに煮詰めてゆくだけの時間かければ必ず巧くいく料理だ。これから木の芽の季節、木…