2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

初秋

あきばれのあおきそらみてなみだする ほどこの夏のダメージは深かった。 折角涼しくなったのだから何か楽しむことをせねば と思うがやりたかったことが思い出せない。大事に仕舞っておいたつもりなのに浦島太郎の玉手箱もかくや、記憶の宝箱はカラカラだ。小…

万年蝋

万年蝋の木が、春と秋に沢山の薄紫の可憐な花をつけるようになった。 数年花を付けないでいた時期、どんなにこの花に憧れていたことか。それでも肉料理なんかには大いに役立ていた。 ある時、花をつけるまで料理に使うまいと思い立ってしばらくすると、ちら…

庭事情

朝、意図して種をまく前に去年落ちこぼれた種が芽をふき、立ち枯れるままに放っておいた去年の朝顔の蔓を頼りに盛大に繁栄した風船葛が自らの重みと昨日通り過ぎていった大風のせいで遂に地を這うはめに陥っていた。 片付けてしまおうとしてはまだこれから膨…