2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

午後派手に雷が鳴りだした。庭下駄を取り込もうと思って戸をあけて空を見上げると、頭上は不穏な黒雲に覆われだしていて、すぐに大粒の雨に呑みこまれた。西方を見ると、太陽に薄雲がかかって白熱灯のように輝いている。一瞬雨との境にいた。 黒雲の上を幾つ…

唐招提寺

唐招提寺修復の番組を見た。一寸前に映画「天平の甍」を見ていたので尚のこと興味深く見れた。番組は2001年制作のもので再放送であった。十年に及ぶ平成大修復の始まりを記録したもので、、すると今年その修復は終わったのだろうか。 唐招提寺は国宝でもあり…

来迎会

三年に一度の祭り九品仏浄真寺の二十五菩薩来迎会を見に行く。 欠かさず出向く理由が、境内で配られる団扇で、今年も無事手に入れることができた。丁度三年くらいで、そろそろ取り替え時になる我が家の寿司づくりの必携アイテムなのだ。 浄真寺は結構広い敷…

天平の甍

天平の甍 - goo 映画 テレビで取り置いていたのを何回かに分けてみる。熊井啓、1980年作品。ナレーションで入る歴史説明が懐かしい感じがするのは、原作が井上靖である所為だろう。 学校から見に行く映画という感じがして、いささか堅苦しく退屈な印象だが、…

続青い鳥

それは確か未来の国という場面だったと思う。これから生まれようとする子供達が生まれてから成すことや患うことになる病なんかを纏めて生まれいでる準備を整えて、自分の時が来るのを待っている。 この場面が印象深いのは(私だけなのかもしれないが)これか…

青い鳥

昨日だったか、朝の連続ドラマのワンシーンで国語の授業風景なのだろう、子供が教科書を読んでいて、それがここのところ本棚を引っ掻き回して探しているメーテルリンクの「青い鳥」であったので捜索の意欲が急に失われ、散かりを直すのが難儀。 あれは戯曲で…

八月

最早四日。 八月は丸ごと夏休みの中にあって、すべてを自分の責任で管理しなくてはいけないからなのだと思うけど、学校から解放されて長いのに、いまだにそんな感覚があって焦る気分になる 一日のツイッター拙発言 葉月端の日は自由について考える。軽くだけ…