2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅酢の活躍

こんな時期、無理やりサラダなんか食べない。納豆の薬味をいつもより多く、長芋やオクラの微塵なんかも混ぜこんで、醤油の代わりに梅酢を使ったりする。 飯には、新生姜を千切りにして、梅酢を少し振ってしばらく置き、出た汁ごと、たっぷりの捻り胡麻と共に…

夏枯れに思う

最近の農業ってのは、気候の予測をあまりに人任せにしすぎるのではないかという印象を持っている。 確かに昨今の予報の精度は上がっているけれど、この夏はここ数日で記録的猛暑予報は取り下げられ、日照不足になる恐れすら加味されて変更されたようだ。夏枯…

いまからこれで

なつがれを いったいどうして すごせとな たっけえーなやさい

暴力の芽

正午に近い太陽が最も凶暴な時間帯に用があってバス停にいた。 数人の待ち人が既にいて、停留所の看板の脇に立っている街路樹の僅かばかりの影の内に押し合うようにして入っていた。どう見ても入り込む隙間はない。むしろ刻々と影の面積は減ってゆく状況であ…

怪談

一年中で一番嫌いな季節夏枯れの景色がはや巷を覆っているっぽい。毎日発令される高温注意報に加えて街歩きが憂鬱だ。日々の買い物も楽しくない。一つ一つと色彩が薄れゆくような、明かりがポツポツと消えてゆき暗闇に吸い取られてゆくような、異界が迫って…

蜥蜴

ベランダでほんの一瞬、蜥蜴を目撃する。一秒の内の何分の一か、まさに数刹那という間の出来事だったが、それでも爬虫類に出くわした時独特の足が竦むというのか、縛られたような感覚を久しぶりに味わう。 幼い時、庭で蜥蜴を追い回し、追い詰められた蜥蜴が…

お題、今年の予定?

ニュースで今年の夏は千年に一度の猛暑になるとの説を展開している予報士の解説を見てしまって、暑さに絶望感が加わって、はやばてているっぽい。夏本番はこれからだからねゑ。予定をたてるまえに気力失った。 気象予報士の予報というのは、学説のようなもの…

どうぶつえんけんぶついった

静嘉堂文庫美術館の「せいかどう動物園」いきものをめぐるイマジネーション展 散歩を兼ねて日曜の午後出かけた。昨今の出不精体質に風穴を開けるべく 野々村仁清の色絵法螺貝香炉が出品されているという情報を得たからというのは起動した真相なのであったが…