2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

どくだみ

蕺・蕺菜と書き、蕺一字でどくだみとも読むが、しぶきと読ませ、ギシギシという別の植物の名称でもある。以前にも佛の座という名を別種の植物が共有しているのを知ったが、雑草の世界ではよくあることのようである。蜻蛉日記にも『池にギシギシというもの生…

早朝

澤瀉の新しい葉が開く。ひとつ前に開いて緑を濃くしてはいるがまだ浅い若緑の葉に向かい、開いたばかりのが黄緑の透ける様な薄い葉を広げて挨拶しているよそしてどくだみはきょうひらく(((o(*゜▽゜*)o)))

女青

これで屁糞蔓とよませるのを調べていて見つけ、ちょっとうれしい。なぜならばこれから夏にかけて咲くこの花も、秋に付ける光沢のある黄褐色の実も好きだからである。ただ女青と書いたところで読みはへくそかずらに変わりはないようだが。。 異名として他に、…

庭の事情昨今

姫紫陽花の花が最多七輪。どくだみが二年目にして二株に蕾。姫女苑に花一輪。 多分犬蓼(いぬたで)もしや屁糞蔓の芽が吹いた。 名も知れぬ露草に似た白い花。蚊帳釣草の仲間。苔もいい具合に生している トケイソウの成長が遅れているのはこの欲張った景観の…

気持ちの良い朝だったのに三時半ごろ雷を伴った大粒の雨が降り出した。二度目の洗濯を始めた時に彼方に真っ黒な雲が迫ってきていて、予報道理、嵐が迫ってきているのだな、降り出す前に終えたいが。。。 仕事半ばで嵐は始ってしまった。強く短い風が窓を打ち…

新製品

お菓子のレパートリーを増やそうと思っているところへ、作り方の紹介を見かけたので、ショートブレッドを拵えてみた。 材料は小麦粉・砂糖・バター・塩だけ。卵もミルクもクリームもなしで初めは訝り気味に拵えたが、思いのほか旨いのである。シナモンとかジ…

駆け込み後十分

ちょっと前に更新の時間をなおしたのだった。日付道理に。。。前は翌朝六時まで今日のうちだったのに。。 で、場所とった!!みたいに 続かんわけだ。。。

傘はさして帰ってきた

青嵐が運んだ翠は濃さをまし、十分に満ちて、鬱蒼に今一歩迫る感じ。湿度が許容を超えたので落ちてきたような雨で、持って出かけた傘が珍しく役に立った日 内の紫陽花は今が見ごろだが巷はこれからのようだ。最近は紫陽花の葉っぱに蝸牛の這った後を見ること…

継続

管理のところに継続中警告ってのが出て、三日間継続って出てる。。。一寸びっくり 日記をつけるってのは継続に価値があるんでしょうが、常人にとって日常ってやつにそんな変わったことはないわけで。。 広辞苑によれば、前の状態・活動が続くこと。また、受…

蛇苺

246沿いに一階建ての何とも味のある建物で春蘭とか海老根の専門店があって、店の前の一角の小さな庭が憧れであった。立て直すということで今は閉めているが、あの庭。。。残らないだろうな 苔とか、野草とか、石とか、鉢とかが草ぼうぼうのなかに捨ててあ…

二日月

明けて今宵は二日月 生憎の雨が口惜しや 月はみな秋の季語だけど、それぞれの季節の月のありようを追うのも楽しい。 『茜雲 一筋よぎる 二日月』 渡辺水巴 明け方だろうか残照残る暮方だろうか、細く鋭い月の形が目に浮かぶ。実際には見えづらいから、失念す…

ある朝

黒い太陽で明けた朝 きっとまた一つ 表裏を返すように変わった何かがある筈なのだが。。。 それがなんなのか。。 偏光レンズの眼鏡を 生涯忘れずに携帯すること。 そして それを トランクの隅へでも放り込んで 何かが何であるのかを見つけるさらなる旅を続け…

上野へ

ボストン美術館展を観に出かけた。平日なら少しは空いているのではないかと思って期を狙っていて、朝から雨の昨日、すわと。。。空いているうちだったんだろうな。あれでも やはり、修復の考え方の違いは期待していたような形で表れていて、ある意味、興味を…

おもだかや

市川亀次郎が猿之助を襲名することを知った。内のジツハ慈姑の似非澤瀉についてちょっと調べ物をしたときに歌舞伎の屋号でおもだかやってのはどの役者だろうと辿ったので猿之助であることは知っていた。だからこの六月に亀次郎が猿之助を襲名するとは昨日の…

高曇り

雲一つない青空にまず一掃けの雲が浮かび、それから次々と吹き寄せられるように雲が空に詰まってきて雨に至る空の変遷とかあるけれど、昊天の色が次第に曇り色になり、挙句に猛烈な雨に見舞われた昨日。高曇りという空模様の表現に逢う。 知らず知らずのうち…

雨後の小望月

朝は降っていなくって昼間一しきり降り、今日も一日雨の中、かな。。。 夕刻、傘を持って買い物に出るとやんでいて、日が落ちるわずかな時間にどんどん青空が広がって、思いがけず何とも気持ちの良い時間が過ごせた。 帰り道で空を見上げると、まだ明りの残…

青嵐吹き荒れて

ぼってりとしたピンクの八重の椿が盛りは過ぎたがまだ花をつけている。 細身の木の身でよくもまあと思うほど咲くなあ。脱ぎ散らかしたような花殻が、雨上がりで濡れた路上に捏ねたドレスの様に散らかって、季節に追いつこうと必死な乙女のようで微笑ましい。

五月病

人ごみ苦手というのをいいことに未だ見てないビデオなどけだるく見ている。 以前に箱根で見た印象派展でのセザンヌに興味をひかれたことはあったがとんと忘れていた。また展覧会でもあるのだろうか いつまでたっても同じ検証をやるのだな。。不思議。静物画…