2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

余計なサービス

昨日の夕刻街をぶらぶらと散歩していると遊歩道の向こうに一本だけ満開の花を咲かせている様にみえる木を発見して何時もは行かない路地へと踏み込んでみた。其処にはまだ若いひょろっとした桜が半畳ほどの植え込みに殆ど全身包帯のようなものをまかれ満開の…

春の海

ひねもすのたりにはまだ寒く湿度計が示す百分比よりも高い比率の湿度というか気体というより液体のような大気はもったりとしていて手足は重く動きが緩慢でプランクトンなんかで濃度をましたくすんだような海の中を無理やり泳がされているような気分

皮算用

雨の音に耳を傾けながらぼーっとする午後。 給付金取らぬ狸は皮算用 狸一匹で狸汁に襟巻き・・は買えないがあれこれ考えるだけなら一時は楽しめるかな。 無論取らぬ狸の皮算用が正しいのだがのにしたところで狸が儲けを計算するようにみえる・・ 類句に【飛…

驚蟄

これでも啓蟄と読むそうで冬場地中に篭っていた虫が這い出てくる時期になったよという日。 春雷ひとたび動くとき、蟄虫萌蘇する心地して 太平記 雷鳴轟き木の芽萌え出で篭っていた虫たちも蘇生し蠢きだすと。。春って鬱陶しいな。

春は賑やか

関東近郊に予報どうりに雪が降ったことはあるかというと殆どない。思いがけず大雪になって学校が早く引けたとか、記憶にある雪は殆ど予期しなかった事態であったように思う。なのに何故か昨日のニュースは雪の降りだす前から異常気象を取り上げるところが多…

雛祭

遊ぶことが祭りなのか祭ることが遊びなのか本日は雛の節句である。 ままごと遊びののように形どうりの馳走で祝おうと朝から蓮とか海老を僅かづつ甘酢につけたり錦糸卵をなるたけ薄く焼き青みを色よく茹たり・・等等整えて午後から雪の予報が出ている街へと買…

弥生

春の季語とあるが名のみの春で寒くて叶わぬ。イヤオイの転とある。何のことやら。。 弥生の弥という字はイヤと読んで、いよいよ・ますます・いやが上に・たいそう・非常にというような物事の沢山重なる様という意がある。それに生まれると書き弥生になるわけ…