慣れ

頭痛に慣れる。馴れる。

  • 予定していた余りもの料理が重なって品数豊富どころか過多と相成った食卓だが明日は更に旨くなる煮物が主流。秋っていいな。素材が旨いから。

肉じゃがの芋が旨い。ひじきのにんじん蓮根旨い。頭痛のおかげで無意識のうちに品数が増えてしまった。
肉じゃがひじきの煮物と言うものは常備菜といって濃い味付けで二三日持たせるものだったのが幾ら醤油を多めに入れてもなかなか目的の濃いモードにはならない。醤油自体の塩分が減らしに減らされ低いからだ。
物が腐りにくく二三日持たせる濃い味付けに必要な塩分を今の醤油は持っていない。醤油自体が何故腐らずにいるのか不思議なくらい減塩されているのだとおもう。深くは考えまい。。今あるもので出来るだけ旨く食おう精神が大事。物を捨てずに繰り回し使いまわしに頭を使う毎日だ。

  • この時期拾い集めた銀杏で作る料理で楽しみなのは飛竜頭だ。飛ぶ竜の頭というネーミングもいいが味のほうも格別旨い。前日から時間をかけて豆腐の水気をゆっくりと出来るだけ抜き、卵の黄身か山芋を繋ぎに木耳人参などを加えて素揚げにする。そのまま大根生姜のおろしで旨く、薄味で煮付けるのもいける。