よしあし

  • 昨日小耳に挟んだ葦の話。

書くと葦・蘆・葭で同じなのだがよしともあしとも読む。何でもあしは悪しにつながりそれを忌んで善しに因むよしと読むようになったのだという。確かに葭原に住むからということで葦雀という鳥はあしきりではなくよしきり。ものごとのよしあしざかいになくとりはぎょぎょとなく そうだ。
俳人は葦雀のことを行々子(ぎょうぎょうし)と云い、夏の季語。冬は南方に渡る渡り鳥。