弥生

春の季語とあるが名のみの春で寒くて叶わぬ。イヤオイの転とある。何のことやら。。
弥生の弥という字はイヤと読んで、いよいよ・ますます・いやが上に・たいそう・非常にというような物事の沢山重なる様という意がある。それに生まれると書き弥生になるわけだから、多くの命が生まれでる月という意味もあるのかもしれない。
それにしても此処のところの寒さは骨の髄まで染み渡るかのような兇悪な寒さで、早々簡単に麗らかな春へは行かせないとでもいうように本日なんぞは一日中北風が吼えていた。