釣り

幼い頃釣りが好きで父によく近所の入り江まで連れて行ってもらっていた。堤防に腰掛て釣り糸を垂らし引きが来るまで浮きを唯ぼーっと見つめる。糸に釣り針がいくつかついていて青いビニールの疑似餌がついている。それだけの仕掛けだが周遊している拶双魚が結構釣れた。夏の休日の午後の陽射にくったりしながらも好きな過ごし方だった。
たまたま釣り番組を見かけて思い出した。釣り糸で野鳥や海亀の傷ついた姿を知るので再びやろうという気はおきないし、釣った魚を再び戻す行為にも違和感を持つ。何故なら魚は人の体温で火傷すると聞いたことがあり其れは本当であろうと思うから。せめて釣った魚は旨く食おう!と言って欲しいな。。とおもった。