小正月

正月15日、或いは14日から16日を小正月という。小豆粥を食べる習慣があるとされるが育った家ではそおいうこともなく食したことがない。聞く話では小豆を入れて炊いた粥に砂糖をかけて食べるのだそうだが、余り試したいとは思わない。
日めくりに薮入りとあるので商家のしきたりかとも思う。昔の人は盆と正月の二回しかない休みを目いっぱい楽しもうとしたのだろう。正月のあらたまった行事よりおおらかで華やかな催しが多いようだ。
小豆を粥ではなく飯に炊くと其れは狐の好物らしく、「狐に小豆飯」で「猫に鰹節」になるらしい。