彼岸の蝶

黄色い朝鮮朝顔の花が下を向いてアスファルトの道路すれすれに揺れている。ソシアルダンスのスカートのようで、古いワルツのリズムに乗っているのだが、曲名は何だったか。。
低くなった陽射しに射られた青い銀杏の実がこぼれている雑草の茂る地面すれすれの低い位置を、白や黄色の小型の蝶や蜆蝶などが忙しなく飛び回っていた。野分が去って、もわっと蒸し暑いこんな日に、なんの理由があるのだろうか、季節外れのようだが、秋口に割とよく見かける光景。