知らない癖に

詳しくは知らない癖に一寸いう。
昨日トランポリンの試合を見た。トランポリンというのは体操の空中での回転とかの演技の練習用に使っていた器具ではないかという認識を持っていた。例えば、跳馬で踏切をして着地をするまでの間に回転をしたり捻ったりの演技を練習したり、鉄棒で大きく振り上がり、鉄棒を放してトカチェフとか、着地までに月面伸身とかの空中での感覚に慣れるために使う器具みたいな印象があって、オリンピック競技種目になってからまだ新しいのだと思う。が引き込まれた原因に少し違和感を覚えた。
何に違和感を覚えたのか考えてみるに、一寸やってみたい遊びという感覚と、失敗の許されぬルールの所為で決着が速く独特のスリル感に魅了される。で一気に見てしまったのだが、スリル感の正体を考えるとぞっとする。ちょっとした失敗が大惨事になるのだ。研鑽を積んだ出場者でもあり得ることを予感させるそれは厭でも古代の闘技を思い起こさせ、気が付けばのめりこんでみている自分に自己嫌悪した。。。
観ちゃってからなんだけれど、競技として定着するスポーツだろうかな、これ