芋名月

旧暦八月の十五夜の月を言うというからまさに今度の満月を芋名月と言うのだろうか。なるほど最近の里芋は小ぶりながらも実が締まっていて旨い。旨くなってきている。適当な小芋を探して衣被ぎにでもしたいが丁度の小ぶりはなかなか見当たらない。もう少し満月に近くなれば出回るかもしれないのだが。。
蒸して被ぎをとったなら、袴を持って粗塩を一寸つけて喰う。そして麦酒の洋杯を片手に名月を仰げば名句一つ読んだつもりにもなれるかもしれない。楽しみなことである。