しびれきれた!

同じことを繰り返すニュースに薄ら寒さを感じる昨今、数日前に衝撃のニュースが飛び込んだ。
で 数日たつわけだが… 世情に波風も立たない。

ベルナルド・ベルトルッチ監督、女優の同意なしにレイプシーンを撮影していたことを明かし騒動に』


http://www.hollywood-news.jp/news/movie/70662/


暗殺の森」や「ルナ」それに「ラストエンペラー」「リトル・ブッダ」なんてのもあった。
目に心地の良い独特の色彩が美しく好んで見ていたことを思い出すと気分が悪い。「ラストタンゴインパリ」は1972年公開とあるから、封切りからしばらくたった弐番館三番館で見たのだろう。R指定がかかっていたので、大手を振ってみることが許された人生初の成人映画だったかもしれない。内容の記憶はほとんどないが映像の美しさとマリアシュナイダーの一寸野暮ったいがかわいらしいキャラクターが気に入ったのをおぼえている。


ベルトリッチは懺悔したつもりか、はたまた大半の時をファンとして過ごした者たちを地獄の道ずれにしようと目論んでのことか今となっちゃどっちだっていいが、胃のむかつきは収まらぬ。ブタめ!

ファンとして映画を楽しんだこちらとしては、地獄の沙汰の一つの理由を知っただけでも理不尽な思いが軽減されたと思う以外ないだろう。
5年前に亡くなったという彼の女はさぞ苦しく生きたのだろう。祈ることしかできない。やすかれと