味付け

  • 料理の味付けに引き算は無い

例えば塩を入れすぎた場合なべの中から塩分を抜き出すことは出来ない。
全て目分量で味付けをする時、控えめに調味料を入れ味を見ながら足りない分を足して行く。これでよかろうと最終的に決まった味は私の気分体調で決まるのだ。
よく理数に強い人は料理上手が多いと言われるが、その点確かに味付けは科学の実験に似ているのだがこれで良しと火を落とすタイミングも気分だ。科学に気分はないだろう。軽量スプーンもカップもスケールも使わない私の料理は文科系である。
食えない料理を作るわけにはゆかないが、同じものを作ってもいつも違う。

  • 夏に書いた一遍の詩「永遠」について

考えが変わった。変わったと言うよりどこかの教義が意味を変えてしまっているから触りたくない言葉になっているのだ。奪われた言葉をあえて使ってみただけのような気がする。奪還せねばならぬ課題として考えていってもよいのではないかと個人的には思っている。