馬鹿の屁理屈

昔ボクは馬鹿ですがと前置きしなければ本題に入れないニュースキャスターだった人が今や世論を操作しかねない勢いで政治家をあしらっている。
どうせ馬鹿ですよという立場で物を言う事は喩え少しばかり素頓狂なコメントをしたとしても気にするこたないという保険みたいなもので私もその口なので理解できるところがあるがテレビみたいな公のところで其れを口にするのはジャーナリストを自認する者としては如何かと思っていた。
頭の良し悪しは生まれ持ってのこともあるので不公平だと思ったこともあるが致し方ないと早いうちから私馬鹿ですと居直ると楽珍。に加えて一般庶民の立場を利用すると結構いろいろ言えたりする。デスガ・・
この便利な前置きをする場合社会的常識に欠けることを認めていることにもなるから何処かに後ろめたさを思うのも事実。対等に話しかけてくれる人に対する非礼に当たるのではないかとは思うのである。
馬鹿とは梵語で慕何の当て字。僧侶を指す隠語であったらしい。。。私馬鹿を乱用することは控えたがいいと反省した。